居酒屋などで親しまれているジャスミンハイとは?ジャスミンハイの歴史や作り方まで詳しく解説!

目次

ジャスミンハイとは

ジャスミンハイとは、焼酎をジャスミンティーで割ったお酒です。ジャスミンハイのハイはハイボールまたはチューハイからつけられています。

実はジャスミンハイと他のハイボールには少し違う点が1つあります。ウイスキーハイボールや一般的なチューハイでは、炭酸が入っています。

しかしジャスミンハイでは、焼酎にジャスミンティーを加えて作られるカクテルなので、炭酸は含まれていません。

そのため飲み口がさっぱりとしており多くの料理に合うのですが、中華料理のようなコッテリとした料理との相性が抜群なのでとても人気となっています。

ジャスミンハイの歴史

ジャスミンハイの歴史は近年できたカクテルの一種とされていますが、チューハイ自体の歴史は長いです。

ジャスミンハイの前身であるチューハイ自体は戦前の1930年前後に東京の下町を中心に広まりました。

しかし戦後、チューハイ自体の人気はそこまで高くはありませんでした。高度経済成長期になると、需要が高まります。

とりわけ1980年代に入ると博水社からレモンサワーが発売されました。これがチューハイ全体の人気がさらに高くなります。また1980年代になると、ペットボトルや缶でお茶が販売されるようになり、手軽にお茶を飲むことができる環境が整います。

チューハイが人気になり、お茶が手軽に手に入るようになると、お酒をお茶や炭酸で割るという飲み方が人気になりました。

そういった環境の中で、お茶割りをメニューに置く居酒屋が増えて、その過程の中でジャスミンハイも誕生します。

今では多くの居酒屋やお家でジャスミンハイが親しまれており、女性を中心に多くの方に人気のお酒です。

ジャスミンハイは太りにくい健康的なお酒

ジャスミンハイの度数はおおよそ6%程度で作られており、飲みやすく料理にも合うお酒になります。度数が低いためビールのように飲みやすい分、女性や健康志向の方には、糖質が気になるところです。

実はジャスミンハイの糖質が0gとなっており、17gと高いビールと比較すると、体にもいいお酒といえます。

下記は居酒屋などで大人気のお酒の度数と糖質です。比較してみるとジャスミンハイは健康的であることがわかります。

お酒の種類度数糖質
ジャスミンハイ6%0g
ウーロンハイ6%0g
レモンサワー5%20g
ハイボール6%0g
ビール5%17g
ワイン14%7.5g
日本酒22%22.5g

表の通りジャスミンハイは他の人気のお酒と比較して糖質がなく、度数も6%と飲みやすく設定されており、女性など健康面で気になる人にもおすすめです。

またジャスミンハイで使われているジャスミンティーは、効能がたくさんあり健康的にいいお茶です。ジャスミンティーには美肌効果があり、ビタミンCやビタミンEが多く含まれています。実はビタミンCにとって熱が大の天敵で、熱してしまうと効果がなくなってしまいます。しかしジャスミンティーにはカテキンが含まれており、ビタミンCを熱から守ってくれます。

他にもダイエット効果もあり、女性には特に嬉しい効果なのではないでしょうか。ジャスミンティーにはカフェインが含まれています。カフェインの中には、酵素であるリパーゼが多く含まれており脂肪を分解してくれます。酵素により血行がよくなり、代謝をあげてくれる効果があります。

おいしいジャスミンハイの作り方・材料

ジャスミンハイは、美味しい作り方で作ることで、ご自身にぴったりな味に仕上げることができます。

ジャスミンハイを作り方やポイントをみていきましょう。

材料

・焼酎 100 ml〜150ml

・ジャスミンティー 200ml〜300ml

・氷 適量

美味しいジャスミンハイの作り方

STEP①まずは氷をグラスに適量入れてください。濃いめが好きな場合には、飲んでいる間に氷が溶けて薄くなるため、少なくするといいでしょう。

STEP②次に焼酎を注ぎます。濃いめが好きな方は3分の1、薄めが好きな方にはグラスの4分の1がおすすめです。

STEP③最後にジャスミンティーを注いでください。グラスの3分2程度を注ぐとちょうど度数と濃さのジャスミンハイの完成です。

美味しいジャスミンハイを作るポイント①焼酎はクセのない甲類焼酎がおすすめ!

焼酎には甲類焼酎と乙類焼酎があります。乙類焼酎は、麦や米などの独特の香りや味で、焼酎本来の味を楽しめる焼酎です。しかしジャスミンティーの香りを消してしまうこともあり、あまり向いていません。

甲類焼酎は、クセのないピュアな味となります。そのため、チューハイなどに多く使用されており、ジャスミンティーとの相性もぴったりです。ジャスミンハイには、甲類焼酎がおすすめです。

美味しいジャスミンハイを作るポイント②焼酎だけでなくウォッカでも作れる

チューハイでは焼酎が多く使用されていますが、ウォッカでも美味しいジャスミンハイを作ることができます。ウォッカの度数は40度以上の高く、分量は少なくすることが美味しく仕上げる上で重要です。

チューハイだけでなくウォッカでもジャスミンハイを作ってみてください。

ジャスミンハイの名店

ウーロンハイ、抹茶ハイなどに次いで居酒屋で大人気の
お茶割りの一つであるジャスミンハイ!
スッキリとした味わいが特徴的で何杯も飲めちゃいますよね!
今回は、そんなジャスミンハイの名店を東京都内から1店紹介します。
ジャスミンハイをがぶがぶ飲みたい方必見です!

春水堂渋谷マークシティ店

渋谷駅から徒歩5分ほどの場所にある「春水堂渋谷マークシティ店」。
若者に大人気のタピオカドリンクや、本場の台湾料理、
淹れたてのお茶をアルコールで割ったお茶系カクテルを提供するお店です。
様々なバリエーションのお茶系カクテルの中でもジャスミンハイがおすすめです。
今年の6月にリニューアルされたばかりの新しいジャスミンハイを体感してください!


ジャスミンハイ

春水堂渋谷マークシティ店のおすすめメニューは「ジャスミンハイ」です。
甘さ控えめで、お茶本来のさわやさを味わうことのできるお酒です。
無駄のない最強のジャスミンハイをぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。
なお、「ジャスミンレモンサワー」というお酒も素材にこだわり
ジャスミンとレモンのすっきりとした旨みを味わうことができ、おすすめです。

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まとめ

ジャスミンハイは焼酎をジャスミンティーで割ったお酒になります。焼酎は糖質0gで太りにくく、ジャスミンティーの美肌効果やダイエット効果があるなど女性に特に人気です。

ビールなど人気のお酒よりも健康的で、大変多くの人が呑まれています。

また焼酎はカクテル向きの甲類焼酎がぴったりで、焼酎以外にもウォッカで割るジャスミンハイも親しまれています。

ジャスミンハイは、さっぱりとした飲み口で香りがよく女性におすすめしたいお酒となっているため、ぜひお食事とともに飲んでみてはいかがでしょうか。